小学校受験の準備をしていて、 意外と見落とされがちなのが処理速度です。
問題の内容自体は、 決して難しいわけではありません。
それでも結果が伸びない原因の多くは、
分かっているのに、時間内に終わらない
という点にありました。
処理速度で見られているのは「理解力」ではない
まず整理しておきたいのは、 処理速度で見られているポイントです。
それは、
正解できるかどうか ではなく 短時間で、安定して処理できるか
という点でした。
これは、入学後の授業で、
- 板書を写す
- 指示を聞きながら手を動かす
- テンポよく課題を進める
といった姿を、そのまま想定しているのだと感じました。
問題数は、想像以上に多い
処理速度が問われる問題では、
- 1問1問は簡単
- 説明も分かりやすい
にもかかわらず、 問題数がとにかく多いのが特徴です。
そのため、
- 考えている時間
- 迷っている時間
が少しでもあると、 あっという間に時間切れになります。
「分かっているのに終わらない」 という状態が、簡単に起こります。
記号を書く練習は必須だった
処理速度対策で、 特に重要だと感じたのが記号を書く練習です。
- ○
- ×
- △
- □
- ☆
- ♡
こうした記号を、 迷わず、素早く、きれいに書けるか。
これができないと、 処理速度は一気に落ちます。
問題を理解していても、 手が追いつかなければ意味がありません。
記号は「考えずに書ける」状態を作る
家庭で意識していたのは、
- 記号を書く
- 考える
を、完全に分離することです。
- 「これは○」と判断する
- その瞬間に、手が動く
この状態を作るために、
- 記号だけをひたすら書く
- 制限時間を設けて書く
といった練習を繰り返しました。
記号を書くこと自体に、 思考を使わない。 ここが一つの目標でした。
名前を書くスピードも評価に直結する
もう一つ、 処理速度で大きく影響したのが名前を書く速さです。
小学校受験では、何度も名前を書く場面があります。
このとき、
- 手が止まる
- 文字を思い出す
- バランスを気にする
といったことが起こると、 その分だけ時間を失います。
「きれい」より「安定」を優先する
名前を書く練習では、
きれいに書こうとしすぎない
毎回同じ形で書く
ことを意識しました。
多少形が崩れても、
読める
迷いなく書ける
このほうが、 本番でははるかに安定します。
ひらがながまだ不安定な時期に、 名前を数秒で書く。 これは、 練習していないとほぼ不可能です。
処理速度は「後から伸ばせる」
処理速度については、
- 生まれつき早い子
- 要領のいい子
が有利に見えるかもしれません。
ですが実際には、 練習量によってかなり差が縮まる分野だと感じました。
- 書く回数
- 時間を意識する回数
- 迷わない工夫
これらを積み重ねることで、 安定して処理できるようになります。
家庭で意識していたこと
我が家で意識していたのは、次の点です。
- 必ず時間を測る
- 途中で止めずに最後までやらせる
- 終わらなくても責めない
「早くやりなさい」と言うより、 時間内にやり切る感覚を作ることを重視しました。
まとめ
小学校受験の処理速度対策では、
- 内容理解だけでは足りない
- 手が自然に動く状態を作る
- 名前・記号を迷わず書ける
この3点が、結果を大きく左右すると感じました。
分かっているのに間に合わない。 その状態から抜け出せるかどうかが、 処理速度対策のポイントです。
次回は、 「小学校受験にかかった費用の総額」 について、 かなり具体的に書いていく予定です。