小学校受験の中で、
親にとって一番不安が大きいのが面接ではないでしょうか。
- 何を聞かれるのか
- どこまで準備すればいいのか
- 子どもがきちんと受け答えできるのか
筆記や行動観察と違い、
面接は「正解」が見えにくく、
対策の方向性に迷いやすい分野だと感じました。
この記事では、
我が家が実際にやってよかった面接練習と、
逆にやらなくてよかったことを整理して書きます。
面接で見られているのは「話の上手さ」ではない
まず最初に感じたのは、
面接で評価されているのは、
- 流暢に話せるか
- 暗記した答えを言えるか
- 模範解答に近いか
ではない、ということです。
見られているのは、
この家庭と子どもが、
入学後に学校生活を問題なく送れるか
という点だと感じました。
親の受け答えは「軸」があれば十分
親の面接対策で意識していたのは、
細かい言い回しを作り込みすぎないことです。
それよりも、
- なぜこの学校を選んだのか
- 子どもをどう育てたいのか
- 家庭で大切にしていること
この3点について、
自分の言葉で説明できる状態を作ることを重視しました。
文章を丸暗記してしまうと、
少し聞き方が変わっただけで詰まってしまいます。
校風と学校の方向性を「本当に理解しているか」が問われる
面接では、
学校と子どもが合っているか
学校と家庭の考え方が合っているか
を、かなり慎重に見られていると感じました。
説明会で聞いた
表面的な言葉をそのまま並べると、
かなり鋭い追加質問やツッコミが入ります。
逆に、
説明会で学校が話していたことを理解していない、
あるいは聞いていないと思われると、
それだけで減点される印象もありました。
大切なのは、
- 説明会で聞いた内容を
- 少し言葉を変えて
- 自分なりに理解していることを示す
そして、
学校の考えに同調する意思を、無理なく伝えること。
ここが、面接対策で一番難しいポイントでした。
想定質問集は「絶対にやらないとダメ」
面接対策で、
これは外せないと感じたのが
学校別の想定質問集です。
小学校ごとに、
過去の質問をまとめた資料が出ていますが、
これは必ず一通り確認しておくべきだと思います。
実際に受験した学校でも、
本番で聞かれた質問の多くは、
過去にも聞かれていた内容
でした。
想定質問に対して、
面接官が納得しやすい答えを事前に整理しておいたことで、
本番でも落ち着いて話せたのだと思います。
子どもの面接練習でやってよかったこと①
答えている姿を「動画で見せる」
親が面接官役をして、
子どもが答える練習をする家庭は多いと思います。
我が家では、それに加えて、
答えている子ども自身の姿を動画で撮り、
本人に見せる
ということを、繰り返し行いました。
自分の姿を見ると、
- 思ったよりふらふらしている
- 姿勢が崩れている
- 表情が締まりすぎている
といったことに、
子ども自身が気づきます。
「これはカッコ悪いね」
「もう一回やる」
と、
親が言わなくても、
自分からやり直そうとするようになったのは、
大きな収穫でした。
子どもの面接練習でやってよかったこと②
「聞かれたことだけ答える」練習
子どもの受け答えで意識していたのは、
- 質問を最後まで聞く
- 聞かれたことにだけ答える
- 分からなければ「分かりません」と言う
という点です。
長く話す必要はありません。
一言でも、的確に答えられることのほうが、
印象は安定すると感じました。
やらなくてよかった面接練習
逆に、やらなくてよかったと感じたのは、
- 模範解答の丸暗記
- 毎日の長時間練習
- 細かい言い回しの修正を続けること
これらは、
子どもを疲れさせるだけで、
面接の質を上げることにはつながりにくいと思います。
面接練習は「直前に詰め込まない」
面接対策は、
直前に詰め込むよりも、
日常の会話の中で、少しずつ慣れさせる
ほうが効果的でした。
特別な時間を取らなくても、
普段の会話そのものが、
十分な面接練習になります。
親の姿勢は、そのまま子どもに伝わる
面接前に強く感じたのは、
親の緊張や不安は、そのまま子どもに伝わるということです。
- 完璧に答えさせようとしない
- 失敗しても大丈夫という空気を作る
この姿勢が、
子どもの落ち着きにつながったと思います。
まとめ
小学校受験の面接練習では、
- 上手に話す必要はない
- 学校と家庭の方向性を理解していること
- 子どもの自然さを引き出すこと
この3点が、何より大切だと感じました。
面接は、
家庭の姿勢を確認する場です。
「取り繕う」よりも、
理解して、整えて、伝える。
この感覚が、一番重要だったと思います。