小学校受験の準備の中で、
意外と軽視されがちなのが学校訪問や学校体験です。
- 説明会と何が違うのか
- 行かなくても問題ないのでは
- 受験対策として直接関係あるのか
そう思ってしまう気持ちも分かります。
ですが、実際に受験を経験して感じたのは、
学校訪問・体験は、合否と無関係ではないということでした。
学校訪問・体験は「情報収集の場」だけではない
学校訪問や体験会は、
表向きには、
- 学校の教育方針を知る
- 校舎や設備を見る
- 授業や活動の雰囲気を知る
ための場です。
ただ、それと同時に、
学校側が、
どんな家庭が、どれくらいの温度感で関わっているかを見る場
でもあると感じました。
「何回来ているか」は、把握されていると考えてよい
これは実体験として、
はっきり書いておきたい点です。
実際の面接の場で、
- 「○回、来てくださっていますね」
- 「説明会は2回だけでしたね」
といった言葉を、
面接官から直接言われました。
このことから考えると、
どの家庭が、何回、どの行事に参加しているか
という情報は、
面接官の手元にあると考えて間違いなさそうです。
少なくとも、
- 来ているか
- まったく来ていないか
は、確実に把握されていると感じました。
「来ていない」という事実は、意外と重い
これはあくまで体感ですが、
- 説明会に来ていない
- 学校体験に一度も来ていない
という家庭は、
入学の意思が薄いのではないか
試験の練習目的なのではないか
と受け取られても、不思議ではないと感じました。
行っていない理由を
面接でうまく説明できれば別ですが、
何も説明できない状態だと、
かなり不利になる印象を持ちました。
回数よりも「継続して関わっているか」
ただし、
大切なのは回数をただ増やすことではありません。
それよりも、
- 説明会
- 学校体験
- 公開行事
を通して、
継続して学校に関心を持っている家庭か
が見られているように感じました。
「この学校をちゃんと理解しようとしているか」
その姿勢が、
回数以上に伝わるポイントだと思います。
体験授業は「想像以上に本格的」な場合がある
学校体験と聞くと、
軽いイベントのように感じるかもしれません。
ですが実際には、
かなり本格的な体験授業を行う学校もあります。
- 指示が細かい
- 集団行動が前提
- 行動観察に近い内容
こうした体験では、
準備不足だと、はっきり差が出ます。
「体験だから大丈夫だろう」と考えていると、
正直、痛い目を見る可能性があります。
体験授業は「選ぶ」「準備する」必要がある
すべての体験授業に
無条件で参加すればよい、
というわけではないと感じました。
- 子どもの性格に合っているか
- 集団活動が中心か
- どんな力が見られそうか
を考えたうえで、
参加する体験は慎重に選ぶほうがよいと思います。
参加する場合は、
- 子どもに事前に流れを説明する
- 真面目に取り組む場であることを伝える
最低限の準備は、
必須だと感じました。
学校体験は「行動観察の縮小版」
学校体験で強く感じたのは、
行動観察と見られているポイントが非常に近いという点です。
- 指示をきちんと聞いているか
- ふざけすぎていないか
- 周囲と足並みを揃えているか
「体験だから評価されない」
と思って参加すると、
ズレが生じやすいと思います。
親の立ち振る舞いも、当然見られている
学校訪問・体験では、
子どもだけでなく、
親の姿勢も見られていると感じました。
- 話をきちんと聞いているか
- 周囲の邪魔になっていないか
- 学校の説明に真剣に向き合っているか
特別なアピールは不要ですが、
「この学校を理解しようとしている家庭かどうか」は、
自然と伝わってしまうものだと思います。
説明会で聞いた内容は、面接に直結する
学校訪問・体験で得た情報は、
その場限りでは終わりません。
- 面接での受け答え
- 志望理由
- 家庭の教育方針
に、確実につながってきます。
説明会で話された内容を、
- そのまま繰り返すのではなく
- 少し言葉を変えて
- 理解していることを示す
この姿勢が、
面接では重要だと感じました。
学校訪問・体験で意識していたこと
我が家で意識していたのは、次の点です。
- 事前に学校の情報を確認する
- 子どもに「今日は何をする場か」を説明する
- 終わったあとに感想を話す
特別な対策というより、
一つ一つを雑に扱わない
という姿勢を大切にしていました。
まとめ
学校訪問・学校体験は、
- 情報収集の場であると同時に
- 学校との相性を確かめる場
- 学校側に姿勢を伝える場
だと感じました。
特に、
- 何回来ているかは把握されている
- 体験授業は本格的な場合がある
この2点は、
事前に知っているかどうかで、
受け止め方が大きく変わると思います。
学校訪問・体験は、
受験準備の「おまけ」ではなく、
準備の一部として向き合うのがよいと感じました。
次回は、
「受験を通して親が一番大変だったこと」
について、
少し視点を引いて書いてみる予定です。