小学校受験を経験して強く感じたのは、
合否を分けるのは子どもの力だけではないということです。
実際に塾や説明会、模試の現場に通い続ける中で、
「この家庭は強いな」
「この家庭は正直かなり大変そうだな」
と感じる場面が何度もありました。
父親として現場を見てきた立場から、
小学校受験に向いていた家庭と、しんどくなりやすい家庭の特徴を整理してみます。
父親が主体的に関わっている家庭が圧倒的に多い
まず、これはほぼ例外なく感じたことです。
塾の送り迎えや授業後のフィードバックには、
父親が来ている家庭が本当に多い。
学校説明会や模試の送り迎えでも、
父親の姿を頻繁に見かけました。
「母親だけが対応している家庭」は、
ほとんど見なかったと言ってもいいくらいです。
小学校受験は、
母親中心の戦いではなく、家庭全体のプロジェクトだと実感しました。
面接では父親の関与がかなり問われる
多くの学校で、
面接には父親も参加します。
そこで聞かれるのは、
- 家庭での子どもの様子
- 幼稚園でのできごと
- 最近成長したことの具体例
など、かなり日常に踏み込んだ内容です。
父親が普段の生活を把握していないと、
正直かなり厳しいと感じる場面もありました。
「日頃どれだけ関わっているか」は、
面接ですぐ分かってしまいます。
塾でも「父親の関与」が心配されていた
塾での面接練習や保護者面談でも、
「お父さま、大丈夫ですか?」
「お父さまの受け答えが鍵になりますよ」
といった話が、何度も出てきました。
それだけ、
父親の準備不足が失点要因になりやすいということなのだと思います。
夫婦関係は、外から見ても分かる
もう一つ強く感じたのが、
夫婦関係は隠せないということです。
両親がピリピリしている家庭は、
塾の待合室や送り迎えの空気感だけでも伝わってきます。
逆に、
役割分担ができていて落ち着いている家庭は、
全体の雰囲気が安定していました。
小学校受験は長期戦なので、
夫婦関係が悪化していると、かなりしんどくなります。
父親の時間的余裕は想像以上に重要
長期休みや直前期になると、
父親が送り迎えをしている家庭も多く見かけました。
- 夏休み講習
- 直前講習
- 模試ラッシュ
この時期は特に、
時間の融通が利かない仕事だとかなり厳しいと思います。
小学校受験は、
時間の自由度がある家庭ほど有利だと感じました。
経済力は現実として避けて通れない
塾代だけでもかなりの金額になります。
さらに、
- 補習
- 模試
- 講習
- 入学後の学費
を考えると、
小学校受験は明らかに経済力が問われます。
実際には、
祖父母の支援を含めた家庭力で成り立っているケースも多いと感じました。
きれいごと抜きで、
ここは現実です。
小学校受験に向いている家庭の共通点
現場を見続けて感じたのは、
向いている家庭には共通点があるということです。
向いている家庭の条件
- 両親が主体的に関われる行動の自由度
- 家庭として受験を支えられる経済力
- 良好な夫婦関係
この3つがそろっている家庭は、
かなり安定して受験に向き合えていました。
(あとは子どもの個性次第、という印象です)
逆に、しんどくなりやすい家庭
- 母親に負担が集中している
- 父親がほとんど関われない
- 夫婦間の温度差が大きい
- 経済的に無理をしている
こうした家庭ほど、
途中で疲弊していくケースが多かったように感じます。
まとめ
小学校受験は、
子どもの能力だけを見る試験ではありません。
実際には、
- 家庭の体制
- 両親の関わり方
- 継続できる環境
が、結果に大きく影響します。
父親として現場を見てきて、
受験に向いているかどうかは、家庭の条件でかなり決まる
というのが正直な実感です。
これから小学校受験を考えている方には、
まず家庭として無理なく続けられるかを、
しっかり考えることをおすすめしたいと思います。